【UK TOUR】Extra Episode.
本題に入る前に、ANA(全日空)に敬意を表し、Part 1でもお話しした盗難の件についての続編です。
日本へ帰国する直前にパスポートなどが入った手荷物を盗難に遭ってしまい、一時は英国の日本大使館の方に帰国出来ないかもと告げられました。という件です。
なんとかANA担当者様の迅速な対応のお影で、当日の定刻便で無事帰国することが出来ましたが、荷物は無いままの悔しい気持ちと自分の愚かさをこらえながらの帰国となりました。
あれから数日。
実は、荷物が見つかったというANAから一報が届き、えぇぇ?!と正直驚きました。しかもパスポートもあったそうで。
盗難にあった場所はイギリスの「パディントン」という駅で、ヒースロー空港とを繋ぐ大きな主要駅です。
そこから特急電車(ヒースローエクスプレス)で、約20分程でヒースロー空港に到着します。
在来線だと約1時間程かかります。 そのヒースロー空港からさらに西へ行った所に、スラウ(Slough)という町があり
そこにある警察署から連絡があったようです。 私の荷物はえらい遠くまで旅をしていたようですね。
やはり、なんといってもここは海外。日本のように生ぬるい生活に慣れた私は、「自己管理不足」というお札を背中に叩きつけられ、
「無くしたのはあなたが悪いでしょ。ここは海外です。全てが自己責任の国です。」と言わんばかりの警察官やロストバゲッジの店員の対応。当時は心が折れそうになりました。 監視カメラもあったのですが、それくらいの案件では見せないよスタンスが顔色から伺えました。
日本ように財布が見つかってもお金やクレジットカードまで綺麗にそのまま手元に戻ってくる、なんて考えられないと言います。
パスポートが見つかっただけでも奇跡としかいいようがありません。
そして先日待ちに待った荷物が手元に届き、中身を調べてみた所・・・
殆どが無くなっている状態でした。白洲次郎の小説までもが無くなっていました。 日本語読めるのだろうか。
ヒースロー空港ANAの担当者からメールの一文を抜粋しました。
「松山様に置かれましてはこの国で盗難に遭われ、
もう二度と英国のことを考えたくないかと存じますが、
松山様のおかばんを警察に届けたのもまた、英国人でした。」
・・・・なんとも言えない気持ちでしたね。
決してイギリスが悪いわけではないんです。どの国にでも起こりうることで、私の自己管理不足の代償が今回のケースとなったワケで。
しかしこの一件によって、さらにイギリスに興味深々となる。
海外旅行で困った時にきっと力になってくれるのも、日本の航空会社を利用していたからだと思います。
言葉の通じない中東経由の航空会社なんかで行ってたら、3~4日は更に滞在していたかもしれません。
勤勉な日本と違い、海外では閉店間際になるとスタッフの方が用事があるから早くしてちょうーだいと言わんばかりに店じまいしようと圧力かけてきます。時間は時間。定刻には全て終わり、あとの時間はプライベートときっちり割り切ってます。
入国審査、搭乗手続きの時間が過ぎても継続して対応して頂けたのも、日本人の仕事に対する考えと相手に対する思いやり、あとは「おもてなし(表裏無し)」の心得が備わっているからこそだと私は感じました。
海外旅行に行く際は是非ANAをご利用ください。単身やツアーで行かれない場合は尚更です。
次回は、Part 3 ピーターラビットの世界が広がる、コッツウォルズ編で完結です。
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Belgravia & Sons.(ベルグラヴィア&サンズ)
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