WE TAKES TROUSERS SERIOUSLY.
1o月増税開始しまして、色んな意味で肌寒くなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
今月の植物は”パンパスグラス”と言う植物です。
まだ乾燥していないので習字の小筆のようですが、これがもっと乾燥してくると先が開いてきて
とても秋らしい稲穂のような雰囲気を演出してくれます。
大きくなると人間の身長よりも高くなるみたいです。
以前お店にも飾っていたスモークツリー同様、ピンクフェザーも品種としてあるようです。
タイムリーな植物ですので、是非ご自宅で飾ってみてはいかがでしょうか。
巷がクラシックブーム?クラシックデティールブーム?なのでしょうか。
トラウザースも1プリーツ需要かなり増えてきました。
特に当社はブレイシーズ(サスペンダー)推しでずっとやってきてますので、いかにトラウザースが綺麗に履きやすく製作するかに重点を置いて取り組んでおります。
こちら上記の写真、通常のトラウザースと違う点にお気づきになられた方・・・・流石です。
何が違うのか分かりましたか?
ヒントは、いかにトラウザースを綺麗に見せるか、ですね。
正面(前身頃)は帯付きのベルトレス仕様。(接ぎ目あり)
背面(後身頃)は帯無し仕様。(接ぎ目が無い)
この仕様、パターンオーダースーツではまずあり得ない仕様です。
ビスポークテーラーで見かけていた仕様で、これも1つの拘りから出来たものです。
当時のクラシックなトラウザースには帯が付いておらず、帯が無いと前身頃のベルトレスが製作出来ません。
なので、丁度間(前身と後身のつなぎ目)をうまく利用して前身だけを帯付きで作成します。
そうすることで正面からはベルトレス仕様、後ろからは帯無しのハイバック仕様。
テーラーさんによってはハイバックもハギ入れしている方もいますが、私たちは継ぎ目なしで作るハイバックが綺麗だと思っております。
はっきり言うと、一般の方から言わせればどうでもいい仕様です。
どうでも良いこの小さな小さな拘りこそ、我々の仕事なんです。
既製品では味わえない、小さな拘りと小さな優越感。
甘ったるいシュークリームか、甘さ控えめなシュークリームかの違い、ぐらいですかね〜 笑
※こちらの仕様はHandgrade Line から対応となります。
https://youtu.be/1r6WSUlvQ20
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