Success story like a cartoon. 【oasis : supersonic】
この映画は絶対に観に行こうと思っていて、いつ行こうかとソワソワしてた矢先。
上映はKBCシネマ。(福岡でのローカル映画上映はココが大半)
ふと電話で問い合わせをした所、「上映は今日までとなっております。」
「え?」
こんなことがあるんだなと。 偶然というかたまたまというか。
吸い込まれるようにその日の最終レイトショーに滑り込みローリングイン。
ブリットポップ全盛時代、自身はまだまだ小学生ぐらいで、認知度が無く全てが後発で知りましたが元々blurから入ってoasisでした。
NIRVANAにどっぷりハマり、グランジロックからなかなか抜け出せない時期もありました。
アメリカのロックとは違い、ジワジワくるUKロックは噛めば噛むほどに味の出る「さきいか」のような音楽でした。
ギャラガー兄弟はクラスター(労働者階級)の公営住宅出身。
デビュー当時はジャージを着て演奏するシーンが多く、非常に珍しかったそうです。
そして3年という短い期間でモンスターバンドに進化を遂げた漫画のようなサクセスストーリーをドキュメンタリーにした映画です。
この兄弟が本当に対照的な性格で、バランスが取れているようで取れていないコマのような兄弟です。
とにかく幼少時代から悪そうの2人だったようで。
兄(ノエル 左)は家に引きこもりひたすらギターを弾いていたそうで、弟(リアム 真ん中)は音楽に全く興味が無かったらしく毎日窃盗してはその盗品を売ってクスリにつぎ込んでいたそうです。 どんなに頑張っても上を目指すことが出来ないと思い込んでいるイギリスの労働者階級の少年たちは、既に夢や希望を幼い頃に捨ててしまっていたのでしょう。
とあるライブがきっかけでその日のうちに英国で有名なレコード会社と契約。
そして1stシングルが映画の題名にもなった「supersonic」だったみたいですね。
自分たちも制御出来ないくらい、oasisは飛ぶ鳥を落とすように登って行きました。
ライブの日々が続き、忙しさに精神的ダメージ、それを紛らすようにクスリをして、3日3晩眠らずのステージの日々など・・・・
当然バンド内は険悪な雰囲気となり、色んな問題が起き始めます。
まぁ、oasis好きじゃないと全く面白くない映画です。
面白かったエピソードは、
デビューして間もない頃、The Verveの前座としてアムステルダムに同行した際、船の移動中にお酒(ドラッグも)を大量に摂取していたせいか、ウェストハムFCのサポーターと口論になり、乱闘騒ぎになって船内のカジノバーをぐちゃぐちゃにし、バンドメンバー4人の内ノエル以外の3人はUKに強制送還され、The Verveのライブではノエルが1人で弾き語りして後で大喧嘩になったとうなんともアホなエピソードに笑いました。 ギャラガー兄弟はマンチェスター・シティFCの熱狂的ファンなのでそれが原因だったのでしょう。ある意味フーリガンですね。
https://youtu.be/U9wORP55BZI
破天荒な兄弟ですが、自信に満ち溢れた兄弟です。
ビッグマウスは時折戒めとも言えるるような気がしますね。
公の場で大口を叩き、自らを奮い立たせる。
彼らのスタイルはいつも「Fuck off」(知るか) が口癖でした。
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BELGRAVIA & SONS(ベルグラヴィア&サンズ)
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