“The middle class” an apparel has a hard time.
yahooニュース、経済のトップニュースの見出しにこう書かれておりました。
特に、ミドルとアッパーの中間層。一番難しい層ですね。
発展途上国ではお目にかかれない中途半端なクラスになりますが、最もフレキシブルで方向性の定まらない階級ではないかと思います。
三陽商会の一件もさることながら、あのワールドですら16年3月期中に全店舗の約15%に当たる400~500店を閉鎖とのこと。(主に収益性の低い店を中心)
原因は、獲得した売り場の維持にこだわり赤字でも営業を続けたことで採算が悪化している為、だそうです。
意地を張って経営を続けた結果、良い景気の波が帰ってこず、陸サーファー状態だったんですね。
波がないとサーフィンできないですからね。 信じて待っていても天候、気候で大きく分かれますし。
ラグジュアリーブランドが好調とあります。株高の影響ももちろんあると書かれていますが、円高でアジア人観光客が増え、百貨店に行っても右も左も海外勢。
ここは日本なのか?と疑うぐらいに多いです。 そしてラグジュアリーブランドにものすごく群がっています。この国はそのうち観光客で成り立つような誘致を行政が斡旋するべきでは?とつくづく思いました。
消費者は常に買い控えをしています。というよりも販売員よりも知識が豊富な為、頭がデカくなっていますね。
いかに個性を出すか、いかに魅力的な商材を取り込むか、エンドユーザーに何かしらのビビッとくる電流を流し込み、刺激を与え購買に繋げるか。
ファストファッションで買い物をするような感覚ではいけないんだと思います。
「1シーズン着れたらいいや。」
「まぁ、元が安いし縫製もそこまで拘らなくていいでしょ。」
スーパーで食材を買い物する感覚では、アパレルも世も末です。
昔は、個々のブランドがしっかりしていて、いつかはあんなブランドの服を着てみたい!といった願望、欲望を抱いていました。
裏原系が流行ったあの時代では無くなったのでしょう。このブランドの服を着ているだけでカッコイイ&売れるの時代は終わりました。
そういえば、ラグジュアリーバッグを馬鹿の1つ覚えのように堂々と持ち歩いていたステータス女性が街から居なくなりました。
自らデカデカとブランドロゴをバッグや洋服の胸元に掲げて街を乱歩しなくてもよいのでは?と思います。シンプルなアイコンだとまだわかりますが、宣伝部長は他にいますんで。 ベルトのバックルに「H」や「D&G」といった宣伝部隊もいます。これこそブランドの思う壷です。
売れそうな服(トレンド)を作るのではなく、消費者(カスタマー)を唸らす服を作りたいと私は思います。
余談で書き始めた内容がヒートアップして、膨らみ過ぎてしまったので、今回はこのへんにしておきます。
単なるテーラーの小言ぐらいで読んでください笑
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Belgravia & Sons.(ベルグラヴィア&サンズ)
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