Outdoors are felt and an imagination is raised, and localness is loved.
近頃は物思いに耽る時間が多々あります。
解決方法は様々ございますが、私は自然を感じることでよいアイディアが浮かんだりすることがあります。
先日福岡が大雪に見舞われましたが、その翌々日の1月26日(火)、ちょうど店休日だったのでこんないい機会はないと友人と山に登ることにしました。
あれだけの雪が街に積もったのであれば、山の頂上はもっとすごい雪景色が広がってるのでは?と単純な発想ですが。
その山は、我らが地元にある「油山」という山です。
標高597m。 高さはありませんが、城南区と早良区と南区を跨っている広域な山です。
福岡市民の憩いの山として昔から親しまれており、夏はキャンプやバーベキュー、アスレチックなどもあり家族連れのレジャー施設として充実した設備を完備しております。夜は展望台から天神の夜景が一望できます。結構綺麗です。
学校で言う「正門」から入る入山方法は、我々物事を斜め35度から見る人間としては、捻くれたい欲望に駆られます。
ということで、正門から少し離れた険しい道を選びました。
いきなり心臓破りの階段があり、そこを脱出するとこの林道です。
友人Tはストックまで準備し、雪山に挑む姿勢が伝わりました。
まだこのあたりは雪が積もってないですね。
そんな私は軽装で完全に山をナメてました。
さすがにスニーカーはマズイだろう、豪雪地帯にナイキはマズイだろう、それぐらいはなんとか察しました。
季節によって表情がさまざまですが、雪山は本当に神秘的です。
曇った空に燻んだ色合いの景色が非常に私好みなんです。
そうこう言いながら登っていくと、雪が段々と深くなってきました。
福岡県民からするとこの景色は普段お目にかかれないので見慣れた山も新鮮に映ります。
既に誰かの足跡が・・・・ 先を越されてました。
私らも早朝から出発していましたが、まだ早い方がいました。ストックを刺した後がありましたので土地勘ある方でしょう。
このあたりから本当にスニーカーじゃなくて良かったと感じました。
さらに奥へ進んでいくと、集落がありました。別荘?コテージ?ロッジ? 明らかに人は住んでない様子です。
何か書いてあります。
「うぐいすヶ丘」?
別名、「福岡のSKY FALL 」と命名しました。
「飯倉中央校区人権尊重推進協議会」
あいさつするにも人いない。
この地域の管轄は?? 一体ここは何区??
謎の多い地域です。
言えることは恐らくこの土地は市の所有物ではない私有地のようです。(役所もわからないと言われました。)
最後に友人Tの記念写真を。
山と言ってもそれなりに歴史もありますので、先人たちがこの山とどう付き合ってきたのかも気になります。
因みに、この「油山」、別名、椿守の森(ちんじゅのもり)とも呼ばれております。
山に登ると至る所に椿の木が自生しています。
油山には油山観音正覚寺というお寺があり、そこで日本で初めて椿の実からツバキ油を精製したことに由来すると言われております。(胡麻の油を精製したという諸説もあり)
日本のツバキ油はここ、油山で正覚寺を開基した「清賀上人」氏がインドから渡来した際に伝わったそうで。
また色々調べてみたいと思います。
皆様には全くご興味のないことですみませんでした。こんなスタイルで毎回お送りしております、ちょっと変わったスーツ屋さんです。
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