2015-01-22

HARRISONS OF EDINBURGH × GLOBE-TROTTER

日本が誇る文豪、夏目漱石が英国に留学していた当時の流行語「グローブトロッター=世界中を闊歩する人」

英国を代表するマーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH」とトラベルケースの代表格「GLOBE-TROTTER」が遂にコラボレートを実現しました。

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そんなことがあり得るのか?!と半信半疑の状態でメーカーに注文をしておりました。

企画倒れにもなり兼ねないな、と推測はしていましたが、遂に到着。圧倒的な出で立ちに高揚感はマックス。

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どこがコラボレートなのかと言いますと、冒頭画像のグレーピンストライプ柄のライナー素材が全てハリソンズの ”リージェンシー” を使用しております。

 

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スーツの生地を使うという、ありそうでなかったコラボです。

刻印もシッカリ刻まれており、レザーベルトはまさにバンチブックさながらのハリソンズカラーのレッドを採用。

ライナーを「トーマスメイソン」のシャツ生地を使ったモノはよく見かけますね。

 

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さて、ぐろーぶ・とろったー??? といった方もいらっしゃるかと思いますので、アーカイブを以下抜粋しましたので是非ご覧ください。

 

 

<GLOBE-TROTTER>

グローブ・トロッターは、1897年に、デイビッド・ネルケンという英国人によって創業されました。英国内の自社工場でハンドメイドされるグローブ・トロッターは、瞬く間に英国を代表するトラベルケースとして世界中に名を馳せるようになり、今日では、グローブ・トロッターは、伝統的なクラフトマンシップと、時代を超えても変わらずに愛され続ける英国流ラグジュアリーを追求したスタイルアイコンとなっています。

 

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グローブ・トロッターのトラベルケースは、100年以上もの間、多くの著名な方々を魅了してきました。サー・ウィンストン・チャーチルは、常に片手にグローブ・トロッターのアタッシェケースを持ち、エリザベス女王陛下は、ハネムーンケースとして、グローブ・トロッターを選びました。1912年、南極探検家として知られる、ロバート・ファルコン・スコットは、グローブ・トロッターとともに南極へ出掛け、サー・エドモンド・ヒラリーは、1953年、エベレストを制覇する際に、最初のベースキャンプへ持って行くトラベルケースとしてグローブ・トロッターを選びました。また、大旅行時代にはタイタニック号に代表される数々の豪華客船がグローブ・トロッターを運び、空では英国航空やRAFがグローブ・トロッターを正式採用しました。

1925-Winston-Churchill

 

経年変化で味のあるグローブ・トロッターを片手に。 ウィンストン・チャーチル

 

1951-Portobello-Road

 

海ではタイタニック号に代表される豪華客船がグローブトロッターを運び、空では英国空軍、英国欧州航空が正式採用し、エドモンド・ヒラリーがエベレスト登頂の際、ベースキャンプに持っていくケースに指名し、冒険家の支持も集めました。世界をかけめぐる男たちの相棒は最新のトラベルケース、グローブトロッターで占められたのです。

 

 

 

1924-Barrymore-in-Transit1

1953-Back-to-School

 

 

グローブ・トロッターのトラベルケースは、今も1897年の創業当時とほとんど変わることのない手法でハンドメイドされています。ロンドンから少しばかり離れた小さな町ブロックスボーンでは、職人が長年の経験で培った技術を駆使し、ヴィクトリア朝時代から使われている古い機械で、今も一つ一つ丁寧に作り続けているのです。グローブ・トロッターのトラベルケースは、1850年代にイギリスで発明された「ヴァルカン・ファイバー」という、特殊紙を何層にも重ねてコーティングした素材で作られています。グローブ・トロッターのアイコンでもあるレザーコーナーは、月曜日から金曜日までに5日間をかけて形成されます。頑にハンドメイドにこだわるのは、100年以上前に作られたものにプライドがあるから。そして、未来の使い手たちに愛着をもっていただきたいから。そのために、一つ一つ、熟練した職人達が昔ながらの製法で、まじめに、ゆっくりと、トラベルケースを作りあげてゆきます。

 

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グローブトロッターの工場では、創業時と変わらぬ仕組みの、今では時代遅れになった機械が、当時と変わらぬ職人たちの技の下で使い続けられています。素材、製法、デザインも当時のまま。そして、その名の通りGLOBE-TROTTER –  “世界中を旅する人”  に選ばれるトラベルケースであることにも変わりがありません。使い勝手の悪さもまた味というもの。

 

どうでしょう?決して回し者ではありませんよ。

ブランドに固執し、ブランド料を必要以上に払いたい方は別として、歴史やモノ作りの良さを感じ、そして大切に時間をかけて使うことの意味を知っている方にはきっと共感していただけるかと思います。

 

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1900年にヴァルカンファイバー製のケースが丈夫であることを証明するために、ハンブルグの動物園にて重さ1トンの子象が乗ったが、見事、つぶれることなく、堅牢性の実証に成功しました。以来、ゾウが乗った図柄の広告はグローブトロッターの象徴となり、現在に至るまで、当時の実験が伝説として語られています。

「像が踏んでも潰れないペンケース」はここからきているものかもしれませんね。

 

Globe-Trotter: Making Of A Suitcase from Bagaholicboy on Vimeo.

※今回のコラボーレートですが、残念ながら店頭販売はございません。

テーラー&販売店のみの展開で、メーカーから転売は禁止とされておりますのでご了承下さいませ。

 

 

 

 

 

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