HEM UP WITH UNION SPECIAL.
” UNION SPECIAL (ユニオンスペシャル)”というミシン聞いたことありますか?
130年以上の歴史のあるアメリカの工業用ミシンブランド。
当時リーバイス等の工場で裾上げ専用に開発された工業用ミシンの種類の1つに”43200g“とうものがあり、
このミシンで裾上げすることで独自のねじれが生じ、裾部分が経年により所謂、”あたり”が出てきます。
本来ならばカジュアルパンツの裾上げはねじれも歪みも無く、綺麗に仕上げるが基本ですが。
今現在のチェーンステッチ用のミシンは最新ですので非常に素晴らい仕上がりだと思います。
そして、これが”ユニオンスペシャル43200g”にて裾上げしたすぐの状態です。↓
もう既にねじれが生じ、裾にシワが出ております。
これ、普通ならば完全アウトですよね笑 クレームレベルですね。
なぜ43200gのミシンで裾上げするとこうなってしまうのか。
ユニオンスペシャル43200Gは、針の動きが縫い方向に対して直角ではなく斜めに動き、ジーンズの裾に独特のねじれやしわができるように設計されていると言われておりますが、意図的にそうやっていたのかは定かではありませんが、少なくとも当時のリーバスのデニムは43200gで裾上げされておりますのでナナメにアタリが出ているはずです。
そしてこれからが面白いんですが、古着のデニムの裾上げをしてもらい、裾だけ綺麗だとちょっとチグハグで気持ち悪いなーと思いまして。これどーにかならいかなと調べに調べまして解決策が見つかりました!それは・・・・
まず、裾だけを濡らしては乾かしてを6〜7回繰り返しました。(途中4回目は翌日まで自然乾燥でしっかりと乾かしました)
途中、サンドペーパーでアタリ部分を軽く撫でるように擦る。そしてまた乾かす・・・・
そして完成したのがこちら。
この自然とついたようなアタリ・・・
あたかもこんなショートレングスのゴールデンサイズがあったんだと言わんばりの仕上がりです。
つい最近裾上げしたばかりとは思えなうぐらいの自然なこの感じ。たまらんです。
大満足です。
皆様も是非トライしてみてくださいね。
新品からだとこんなことせずに自然と付ける方がいいですが、あくまでもUSEDの場合のオススメの方法ですね。
とにもかくにも一番重要なのがユニオンスペシャル43200gで裾上げをすること!ココ重要!!
ステマでも案件でもなんでもないです笑 しかも初期型での裾上げですよ。価格も良心的です。是非!
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
BELGRAVIA & SONS(ベルグラヴィア&サンズ)
■営業時間 AM10:00~PM7:00
■定休日 毎週火曜日・第2,4水曜日
■TEL 092-403-1256 (オーダーは要予約)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
福岡 オーダースーツ
ORDER SIGNETRING TM オーダーシグネットリング
コメントを残す