【LONDON TRIP 2024 MAY】SHOE SHINNER 西上 in LONDON
4月ぐらいにBOSTON&Re Oldsの西上くんがロンドンでシューシャインの世界大会の決勝に出ることを知った。
すぐ西上くんに電話した。
西「ロンドンで世界大会に出るんすよ〜」
松「ヘえ〜! 凄いね〜! んでいつ開催なん??」
西「5月4日です!」
松「んえええ?! 5月4日?! 俺ロンドンおるよ!!」
西「マジすか?!笑」
ってなわけでこんな奇跡的なことがあるんだなと笑
見に行かないワケもなく、4日にロンドンのリージェントストリートにある”Showcase.co”で開催された「WORLD CHAMPIONSHIP SHOE SHINENNING 2024」に行って来ました。
会場に着くと異常な熱気を感じました。やっぱりこの国は凄わと。熱量がまた違うんですよね。
特にトラディショナルなことに関しての力の入れ方が凄いんです。
本人が見えるや否や、
「西上ーー!!」
ロンドンの中心で西上と叫ぶ俺。
んでこの笑顔。余裕か!
だんだん開始が近づくに連れて表情もピリっと。
相変わらずのスーパー猫背はロンドンでも健在。
今回の
今大会のメインスポンサーでもある、”サフィール”と、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしません、クラシックなロンドンのファッション系YOUTUBERではもの凄いフォロワー数いらっしゃる”KIRBY ALLISON”さん。↑この方
私も彼がスポンサーだったとは知らず、会場にいらっしゃってビックリ。
当然ですが素晴らしい着こなし。サイジングも最高にクラシックしてました。
開始と同時に代表に選ばれた3選手の手さばき、今まで何万足と磨いて来た集大成がココにありました。素晴らしいの一言。
確か制限時間が15分か20分だったと思います。とにかく片足をどれだけ綺麗に磨けるかの勝負。
10分前ぐらいになると西上くん以外の2人はクリームの塗布も終わりポリッシュに移行してました。
そりゃどんだけ磨いても鏡面磨きがないと綺麗には映らないはず。
そんな中、ニッシーまだポリッシュに取り掛からず指の平でクリーム塗布。
残り5分、え?まだクリーム塗ってる….. ちょっと大丈夫か?!?!
後のお二人はポリッシングコットンでこれでもかと鏡面磨き磨き・・・・・
いよいよ残り3分、遂に西上が動いた。
遂に手にポリッシングコットン巻き出した。マジか。大丈夫か西上。
そして僅か1分ぐらいでしょうか。なんと、有り得ない程に全体が鏡面化してきたでは有りませんか。
後から本人に聞いたんですが、全て作戦通りだったようで。
どうしても一番時間が掛かるのが鏡面出しで、大会になると焦って早く鏡面磨きをしたくなるそうです。
しかし、ニッシーはそれをぐっと堪え、ギリッギリまで塗布し、一気に鏡面磨き!
終了の合図がなり、3選手の靴をさっと見比べたんですが、明らかに西上くんのシューズがえげつないぐらい光ってました。
終わった瞬間彼も察したと思います。間違いなく自分のシューズが1番だと。終わった安堵からウルっと。
男泣き西上。感動したーー泣
当然の如く、優勝はNISHIGAMI–!!!
誰がなんと言おうとダントツで1番だったのでないでしょうか。
会場も大盛り上がり!!拍手喝采!!
日本人ってやっぱ器用なんですね。仕事が丁寧。
KIRBYさんとの2ショットも。
すぐ私たちは会場を後にしました。
彼がここまでの功績を残すことができたのも一筋縄ではなかったと思います。
彼がまだ軽トラでビジネスホテルを夜中回って磨くサービスをやってた7〜8年前から知ってるので、会場で優勝した時は非常に感慨深いものありました。
夜中に回っては朝方帰って来て、仮眠してからまた仕事ってハードワークも靴と靴磨きが好きだったから続けてこれたことでしょう。
うちのお店でも何度かトランクショーと銘打って靴磨きのイベントやったりもしましたね。懐かしい。
彼の素朴なんだけど一本筋の通った仕事に対する想いが今回の世界大会で優勝することができたんじゃないかと思っております。
”努力に勝る才能なし”
改めておめでとう!
さあ次の目標はなんだろうなー 今後が楽しみですね!
LONNDONの旅は続く・・・・・
大会の様子がアップされてたので是非ご覧下さい!
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