2022-03-19

NEW GOLD LEAF SIGN by “Tochi Signs”

お店の正面ドアのサインをリニューアルしました。

今年から営業時間がAM10:00からAM11:00に変更したので、合わせてサインも変更しようかなと

思っていた矢先、当店の取引先でもあるPOTATO MEGANEの元従業員の方で趣味が高じて

サインペイントを始めたことを知っていたのでせっかくならと思いお願いしました。

昔ながらの製法っていいですね。

手作業っていいですね。

温もりを感じますし、何よりも当店のクラシカルな雰囲気にぴったりです。

当時はもちろんイラストレーターも無いし、カッティングシートなんてありません。

全て手作業でした。

そして普通のサインでも良かったんですが、今回はゴールドリーフ（金箔）で制作依頼させて頂きました。

ゴールドリーフは少々手間の掛かる手法です。

2日間作業を見てましたが、中々大変な作業工程です。

1枚1枚丁寧に貼っていきます。

貼っていったその上から特殊なインクでフォントを描いて行くと描いた部分だけが定着し、他の部分が

削ぎ落とされてフォントが残る。

削ぎ落とす際に金箔が散乱するんですけど、あーー勿体無いと感じてしまいました笑

有効利用するにもちょっと限界あるかもですね。

フォントはゴールドリーフ。横線だけは手書きのサインで。

質感を変えた方がより立体感が生まれるからとご提案頂いたので。

時代はアナログ先行なのか？！

近年レコードの売り上げがCDを追い越したのは話題になりましたが、時代の流れなのでしょうか。

ファストファッションのような最先端の流行をいち早く、そしてリーズナブルにの時代は終盤を迎えました。

もはや”ファストファッション”という言葉自体も聞かなくなってしまいしたね。

SDGsではないですが、使い捨ての流れよりも良いものを長く大事に着ることの大切さがようやく浸透してくれてますね。

サインペイントも今では貴重な存在で、ましてやゴールドリーフは九州でも出来る方が少ないそうです。

需要がなくなったかのように見えて実は私たちのように一部での需要が高まっている現象が起きています。

アナログな手法はやはり人間の手でしか出来ないことが多く、ロボットでは絶対に無理なんです。

大事にしていきたいですね。

是非ご来店の際に当店のサインにも注目してくださいね。

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