JUNGLE FATIGUE JACKET COORDINATE.
スーツも好きですがミリタリーも好きな店主でございます。
歴史を辿ると、スーツも結局はミリタリーから始まっており、「洋服」と呼ばれる物の原型は意外とミリタリーが原型にあることが多いです。
ミリタリーを知ることは服を知ることであり、服に興味がある人は大概ミリタリーに詳しいです。何かの方程式のようですが。
今回も個人的な趣味ではありますが、「JUNGLE FATIGUE JACKET」のご紹介です。
こちら写真のファティーグは4rdのタイプになります。
年代で言うと1970年物です。
デッドストックではありませんが、状態はすごくいいと思います。
巷では既にご愛用されている方多いですね。
今時期の中途半端な季節にはもってこいではないでしょうか。これかM65率高いです。
特徴は少し斜めに付いた胸ポケットですかね〜
ファティーグを模して各ブランドが製作しておりますが、やっぱりオリジナルが一番ですよ。
こちらのファティーグはショート丈ではないレギュラータイプなのでコートっぽく着こなすのもいいかなと思います。
” DSA 100-70-C-0249 ”
上記タグ上から3段目、表記されている文字から、「70」が製作した年代の下二桁と認識しております。
ここが60だったり64だったりします。
そしてそのすぐ下に書いてあるのが製作した工場名。” TELLICO MANUFACTURING CO ., INC. ”
ジャングルファティーグジャケットはベトナム戦争の際、アメリカ軍の亜熱帯用被服として供給されていた軍服で、1960年から1970年の約10年間だけ製作され、その10年間で大体ですが4回マイナーチェンジを行っております。
この4rdタイプはナム戦用被服として最終型。
違いとしては、
・エポーレットが排除される
・外側のポケットのボタンは隠れるように付いている
・生地がコットンポプリンからリップストップに変更
「リップストップ」という生地ですが、よーく見ると格子状になっているのが分かりますね。
この格子の所に化繊を使っており、生地がなんらかの状態で裂けたり破れた時に全て破れないように止まってくれる役割を果たします。
ものすごく個人的適当主観ではありますが、「エポーレット」があまり好きではなくM65よりは4rdのファティーグが好みになりますね。
さすがに最近はM51着てる方見ないですね〜。あのモッズコート見るとつい「青島〜!!」と叫んでしまう所がキモです。年代バレますしね。
年代を知り、歴史を知ることで知らなかったことに興味を持ち、更に幅が広がって行きそうですね。
ご興味ある方は是非古着屋さんへ。
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BELGRAVIA & SONS(ベルグラヴィア&サンズ)
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